がんと診断されたら〇〇円。
ガンと診断されたら100万円、よくCMで言ってますよね。
だけど、加入しているガン保険の種類のよっては
保険金の出るガンと出ないガンがあります。
いわゆる「ガン」というのには2種類あって
上皮の中にとどまってまだ他の部分に浸潤しておらず転移の可能性がほぼない初期のガン
(上皮内新生物、上皮内ガン)と
上皮を越えて浸潤しており、転移の可能性がある悪性新生物(ガン)があります。
悪性新生物は保険金(いわゆる診断金・一時金)がでますが、
上皮内新生物は
保険金が出る保険と出ない保険、保険金が減額される保険があります。
アフラックのがん保険とオリックスのがん保険ビリーブをチェックしてみよう
具体的に見てみましょう。(2015年5月の情報です)
人気のがん保険、アフラックの「生きるためのがん保険Days(デイズ)」は、
初めてガンと診断されたときにだけ、診断一時金の出る保険 です。
診断一時金は がんの場合100万円、上皮内新生物の場合10万円です。
一時金は、はじめての時だけ受け取れるので、再発のときに一時金の支払いはナシ です。
(再発ガンのときも一時金を受け取りたければ特約をつけます)
オリックス生命のがん保険ビリーブ は 上皮内新生物 も 悪性新生物も同じ取扱いです。
診断一時金は初回のみ100万円、
その後入院する場合は50万円が出ます。
入院時に支払われる一時金(50万円)は、何度でも支払われます。
(再発でもOK)
※47歳男性の場合
アフラック Days | オリックス生命 Believe | |
---|---|---|
入院日額 | 10,000円 | 10,000円 |
がんと初めて診断されたら | がんの場合100万円
上皮内新生物の場合10万円 |
どちらでも100万円 |
再発ガンへの一時金 | なし | 2年あいていれば50万円 (何回でも) |
入院と手術の給付金 | 入院:1日1万円 手術:1回20万円 放射線:1回20万円 | 入院:1日1万円 通院:1日1万円 手術:1回20万円 放射線:1回20万円 |
通院給付金 | 通院:1日1万円 | なし |
保険料 | 5,720円 | 4,690円 |
ちなみに、この表だとわかりにくいのですが、
アフラックのガン保険で、再発ガンの保障も必要だったら特約でつけることができるし、
オリックスのガン保険で通院給付金も必要だったら特約でつけることができるんです。
(値段はかわってきます)
インターネットでのシュミレーションには限界がある
何があったら、自分は安心できるかを考えて保険を選ぶのは基本ですが
よっぽど保険に詳しいケースをのぞいて
自分自身だけで保険のシュミレーションをするには限界があります。
アフラックのガン保険とオリックスのガン保険の2つを比べただけでも
- 特約を付けるといくらになるの?
- 医師の診断書はいらないというけれど、告知書はどう書いたらいいの?
- 健康診断でどの項目が「要観察」になったら入れるの?
- この2つ以外にも自分にあった保険ってあるの?
など、素朴が疑問が次々わいてきます。
ある程度調べて、質問項目がハッキリわかったら
一度保険のプロの意見を聞いてみるのが早いです。
その際のポイントは、こんな感じ。
- 保険加入ではなく、保険情報収集を前提に話をきくこと
- 質問したいことはある程度絞っておくこと
- 複数のファイナンシャルプランナーの意見を聞いてみること
よく、保険相談の口コミを見ると
〇〇は質の高いFPだけをそろえている
とか、
〇〇のFPは◆◆の資格を取得している人だけである
なんてのを見かけますが、
こればっかりはヒトとヒトとのことだから、
どんな資格をもっていても、
自分と相性 が あわなければ 話になりません。。
幸いなことに
保険の選び方も様変わりしてきており、
契約を迫られることもないですし、
安心して任せられるFPさんに出会えるまで何度かトライすることもできるようになりました。
保険は高~~い買い物の上に、
FPさんとは長~~~~いつきあいになりますから、
自分で納得した人から買う、というのが鉄則 ですよね。