医療保険は必要なのか?
毎日流れるCMで、「どの医療保険がいいんだろう?」と悩んでしまうと思うのですが、
そもそも医療保険が必要か?!
という点もじっくり検討をする必要があります。
このページは「医療保険が必要か否か」ということについて考えるポイントについてメモしておきます。
貯金がたくさんある人&貯金できる人は医療保険はいらない?
医療保険はそもそも、
突然支払わなくてはいけなくなった医療費を払うことが難しい人向けの商品
です。
突然降りかかる経済的災難に備えるべきものなので、そもそも経済的に余裕がある人は必要ないのです。
FPさんの中には、日本の国民保健制度が優秀&保険にお金をかけるくらいなら貯金しておけという考え方の人もいます。
医療費のためにだけ確保しておける貯蓄が“150万円以上”ある人は、医療保険は必要ありません。
by ★リクルートの運営する看護師転職サイト「なーすふる」のコラム、
「貯蓄150万円あれば医療保険は必要なかった!?保険選びの考え方 (ファイナンシャルプランナー内藤眞弓さん)」
就業保障保険はサラリーマンには必要ない?
病気やケガで働けなくなってしまったとき、サラリーマンは社会保険で最大1年半の就業保障があります。
以前保険の外交員だった友人も、「就業保障保険は自営業の人にはおおすすめしていたけどねぇ・・・」と言ったりしています。
何を不安に思うのかは個人で全く異なりますが、イザというとき自分はどういうふうに守られているか、は知っておいたほうがいいです。
サラリーマンって意外と保険制度にガッチリ守られています。。。
医療保険はどんな入院でもオッケーではない
基本的なことですが、
医療保険で保障される入院は、理由が限られています。
入院だったらどんな入院でも日額いくら、と出るわけではないのです。
保険によって解釈は様々なのですが、検査入院や出産のための入院ではでないし、ガン保険に加入していても副作用で体調悪化が理由だと入院保障はでないことがあります。
病院からもらった「領収書」の「手術」の欄に点数の記入があっても、「観血的・・・」でないと手術給付金が出ないし、入院日数の計算方法は保険商品によって異なるのです。
つまり・・・
医療保険に加入していて入院しても、入院給付金の出ないケースや
医療保険に加入して手術しても、手術給付金の出ないケースがある
のです・・・
じゃ、どうするか?
自分ちに、どれだけ貯蓄があるか?
今後どれくらいの継続収入が見込めるか?
ということを、考えて医療保険が必要かどうかをよーーく考えねばなりません。
医療保険に入りなおすことが家計の節約になるわけではなく、家計を見直すことが家計の節約につながるからです。
だから無料の保険相談で、保険のプロにあれやこれや最新情報を仕入れてくるのは重要なことです。
家だって車だって、メーカーの営業さんや中古を扱う営業さんに様々な情報を仕入れてから自分で判断しますよね。
保険も同じこと。月々たった5,000円の医療保険でも一年で60,000円、10年なら600,000円、20年なら120,000円にもなる高い買い物なのです。
そして、一人のFPさんのいうことをうのみにしてしまうのはキケンです。
自分が長くつきあってくれそうな人をさがし、何人かに同じことを聞いてみて意見をまとめ
最終的には自分で決めるというのが大事ですね!